デュシャンは真性ニート
- 作者: マルセルデュシャン,ピエールカバンヌ,Marcel Duchamp,Pierre Cabanne,岩佐鉄男,小林康夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1999/05/01
- メディア: 文庫
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デュシャンこそは真のニート精神を持った人間だろー。25歳過ぎても親に仕送りしてもらってたり、ニューヨークでもパトロンのアレンスバーグにずっと家賃払ってもらってたらしいし。けどそんなニート生活のおかげで「大ガラス」も生まれたわけだし、まさにニートの鑑ですね。この本でも冒頭ですでに「生活のために働くというのは、経済的な観点から見ても、少しばかげたことだと思います」って言っちゃってるし。「働くより呼吸していたい」とか。当時、今の日本で使われてるこの「ニート」っていうのに該当する言葉があったら、喜んで「私はニートです」とか言うだろうな。